【NOTE】エポピタ523はなぜ優れているのか？～その独自性

投稿日 Published: APRIL 22, 2016
最終更新日Last updated: April 8, 2017

こんにちは。
今回は、エポキシ系のタイル用の利点は利用者にとって紹介はこちらでしてますが、より作る側の立場から明記しておきます。多少専門的なことをわかりやすく噛み砕いて説明しております。

特異な場所に優れているエポキシ系接着剤

例えば、FRP防水はベランダや屋根などに最近多く塗装です。軽量なため躯体に負担をかけず、強度があり耐摩耗性にも優れている（例：競技場スタンドや駐車場）さらに、耐熱性・耐薬品性、防食性を兼ね備えている（工場の床・プール・薬液タンクなどで保護材）さらに補修メンテナンス性もあり複雑な形状の施工も可、立面・天井面も均一な膜厚で施工可とよいところばかりの防水塗装です。

しかしながら、それだけすぐれたものの上にタイルをはろうとすると、一般の接着剤は機能しません。実際は丁寧にプライマ―処理などを行う必要があります。そういった処理なしに接着可能になるのがエポキシ系接着剤です。（一般的な清掃ややすりは必要です）エポキシ系接着剤は接着剤の中でものその接着力が強力で、そして使える材料も幅が広いことがあります。

柔軟性と強靭性により密着性があり、無溶剤タイプなので、硬化後も硬化収縮が少ない

本来エポキシ樹脂というものは固くて丈夫な利点がありますが、一方で、その固さが耐え切れなくなった場合、「もろい」という弱点があります。この商品はそれを克服し、強さ・しなやかさをもつ商品です。

この特性はタイル張りにはとても重要です。たとえば見た目にはわかりませんが、タイルとその下地は熱により収縮します。長い鉄道のレールが収縮するのと同じ原理でどんなものでも収縮します。したがって、タイルにも下地にも、その間にあるタイル用接着剤はすぐれた収縮に合わせた追随性が必要です。もしそうでないとその小さな繰り返しによりタイルのはがれの原因になります。

また、溶剤とは読んで字の如しで、一般にはものを溶かすことのできる液体をさします。一般的にはその溶剤は空気中で蒸発するものも多く、化学反応により硬化しますので、硬化の際に 体積の収縮が怒ります。その溶剤がないことで、その間にある接着剤“自身“が硬化したあとに硬化収縮も少ないことで、はがれなども防げます。つまりは追随性が高まります。すると同様にはがれの原因になるからです

ペースト状で高いちくそ性があり、垂直面の施工も垂れが少なく作業性に優れています

聞きなれないちくそ性というのは、たとえばソフトクリームの頂点が垂れずに“しゅっ“立っているような「垂れない性質」をいいます。特に壁用タイル接着剤には”垂れ“があると作業性がかなり落ちるため、この性質が要求されます。垂れやすいものならタイルがずれやすく、その直しに大変な手間がかかるからです。

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投稿日 Published: APRIL 22, 2016
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